Dropbox連携機能付きのネットワークドライブを使う
あるだろうなと思いながら探したらありました。
I-O DATA の ネットワークハードディスク HDL2-A(H)シリーズ。
この製品はDropbox連携アプリが内蔵されており、Dropboxとの同期はこのアプリを介して行います。作成する共有フォルダ1つにつき、Dropboxアカウント1つを割り当てることができるので、アカウントを複数もっている場合には非常に便利です。
おーこれはすごい!と思っていたのですが、アプリに特徴があります。この仕様がかなりのくせ者です。
1. アップロードできる1ファイルのサイズは100MBまで
2. 同期は2分おきに実行
3. ファイルのタイムスタンプ(更新日時・作成日時・アクセス日時)が同期した日時に変更される
1と2はまあしょうがないとしましょう。が、3は!?
I-O DATAの法人営業に電話で聞いてみたところ、Dropbox側の仕様でどうにもできないとのこと。
過去のデータを本製品に移行してDropboxと同期させようと思っていたので、何とかタイムスタンプを残したままできないか、実際に本製品を使って試行錯誤。が、仕様どおり、更新日時・作成日時・アクセス日時は強制的に変更されてしまいました。
ただ、PCのローカルドライブとDropboxを一旦同期させて、それからDropboxと本製品のフォルダを同期してやると、Dropbox側にはファイルの更新日は残ったままでした。なので、面倒ですがブラウザでDropboxにアクセスしてやれば、いつのファイルかは確認が可能です。また、Windows7で、フォルダの詳細表示の設定で、日付時刻・コンテンツの作成日時・前回保存日・撮影日時を表示してやると、Word・Excel・画像(jpg)はタイムスタンプが変更されておらずそのまま残っていました。が、txt・pdfについては変更されていました(泣)
まとめ
これから初めて共有フォルダにファイルを作成していくという場合は「まだ」良いですが、過去データを移行してという場合は、タイムスタンプが強制的に同期した日時に変更されてしまうので注意が必要です。てか、ほんと、どうにかならんかなこの仕様…。この仕様について問題ないよという場合は、かなりのおすすめです。
あーどうにかならんかなあと思い調べまくったらありました!
手持ちのネットワークドライブにデータを保存、かつタイムスタンプも問題なし!
Dropboxでネットワークドライブのデータを同期する方法 パート2 シンボリックリンク編
をご覧ください。