マイクロソフトのDiscoverセミナー開発ツール編に参加してきました。
前半2時間は Visual Studio 2012 の機能紹介とデモ、後半1時間は Windowsストアアプリ+Azure の話でした。
Visual Studio 2012 については、以下の機能が個人的には注目でした。
コード品質の向上
- 静的コード分析
- コードメトリックス分析
- コードクローン分析
- コードマップ
- プロファイリング
- 単体テストとコードカバレッジ
- 単体テストにおけるFakeの活用
- コード化されたたUIテスト
- WEBパフォーマンステスト
- 負荷テスト
テストの効率化・自動化
コード化されたUIテストについては、実行したプログラム(WEBアプリも可)の動作を記録して再現してくれるので、テストの手間がかなり省けるなと感じました。
うちの製品で言うと、間もなくリリースする賃貸契約管理システム「エル」が VS2012 + Azure を使っているので、継続的に価値を提供できるよう、これらの機能をうまく利用していきたいです。
デモでは、マイクロソフトのALM(アプリケーションライフサイクルマネジメント)、いわゆるアジャイル開発のプラットフォームTFS(Team Foundation Service)とも連携されてました。アジャイル開発(継続的インテグレーション)でどこまでやるかにもよりますけど、MicrosoftオンリーならVSとの相性は抜群なのでTFSはありだと思います。うちでも一時TFSを使っていましたが、今はRedmine+Git+Jenkinsです。
Windowsストアアプリについては、今のところ興味なしっていうのが正直な感想で、クックパッドのWindowsストアアプリを見せてもらいましたけど、WEBでいいんじゃない?と思いました。綺麗でしたけど。
あと、来場者の約半数の方がVB6のアプリケーションを現在も管理されているとのことで、意外に多くて驚きました。